何もしていないのに、勝手に電源が落ちてしまう症状のPS4の修理をご依頼いただきました。
電源ケーブルを挿し、起動ボタンを押す。
青いランプが点灯し、白いランプに変わる頃に電源が切れてしまう。または白いランプにならずに電源が切れる。
稀に映像が出力されるまで起動できるが数分後に電源が落ちてしまう。または何か動作したときに切れる(ゲームソフトを読み込ませたりした際に)
といった症状です。
原因は二つ
・電源ボックス(ユニット)の故障
・メイン基板故障
となります。
PS4 CUH-1200Bの電源が落ちてしまう症状の修理
まずは故障原因を探す為に分解します。
電源コードを挿す部分にある封印シール(保証ステッカー)を剥がします。
剥がすと星形のネジが二本あるので、それらを外します。
T9のセキュリティネジとなります。トルクスネジとも言いますね
ネジは呼び方と種類がたくさんあって、へぇ~こんな名前なんだと思うことが多々あります。
外装カバーを外す
まず、簡単に点検できる電源ユニットから
赤枠の部分が電源ユニット(電源ボックス)を交換し、症状が改善されるかを確認します。
これで改善すれば、他の部分を外さなくてもいいので修理が楽です。
赤枠部分のネジ計5本を外します。
トルクスネジと+ネジで止まっているので適切な工具で外してください。
次にケーブルを取り外します。
コネクターを破損させてしまう方が多いので慎重に!
電源ユニットを取り外す
取り外し方ですが、私の場合は赤枠部分から電源ユニットを浮かせて
正常に使用できることを確認済みの電源ユニットに交換してみると・・・・
無事、起動できました。
これで電源ユニットが故障していることが分かりました。
今回は交換ではなく修理なので、搭載されていた電源ユニットを分解して修理を行いました。
メイン基板故障により電源が勝手に落ちてしまうこともあるので
ホッとしました。
基板故障であった場合は修理できないケースが多いので・・。
以上になります!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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