「本体の温度が上昇しました。シャットダウンします」

PS3 4000の温度上昇によりシャットダウンしてしまう故障の修理を行いました。
原因は主に3つ。
・メイン基板の不具合により、温度が上がっていないのに上がっていると判断してしまい
勝手にシャットダウンしてしまうケース。
・ホコリが溜まり過ぎて冷却できていないケース
・冷却ファンが故障しているケース

になります。
さっそく分解して点検します。

分解して、電源を入れてみると・・・

良かった・・。今回は簡単に原因が分かりました。
基板故障の場合は、修理に時間がかかってしまう事が多く
原因が分からない。という事もあるので、原因がすぐ判明するのは非常にありがたいです。

さらに故障原因を絞ります。

基板が故障しており、冷却ファンが動作していないのか。
冷却ファンが故障しているのか。
↑こちらを調べます。
後者であってくれ。と祈りながら点検しています。

点検用のファンを取り付けて動作点検。
良かった。回転しました。
つまり、冷却ファンの故障なので交換します。

PS3 4000 冷却ファン交換手順

ピックアップレーザーレンズはすでに取り外しています。
各ケーブルを外し、ネジを取り外して分解します。
4000番代の冷却ファン交換は、全バラが必要になります。
基板を取り外した先に冷却ファンがあるので、順番に部品を取り外します。
プレートを取り外して・・。
ここまで分解するので、熱伝導グリス塗り替えを行い、徹底的に清掃します。
はい。冷却ファンにたどり着きました。
交換して組み立てて修理完了です。

何度も書いていますが、
簡単に故障原因が特定できて良かったです・・・。
多くの場合は、テスターで点検して故障してそうな部分を交換・修理して
仮固定して動作点検・・・・という作業を繰り返すので
こういったケースは非常に嬉しいです(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました^^

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