ゲームボーイアドバンスSPの画面が変色!液晶交換でスッキリ復活 – ゲーム修理ドットコム

2003年に任天堂から発売された「ゲームボーイアドバンスSP(GBA SP)」は、
折りたたみ式デザインとバックライト液晶を搭載した携帯ゲーム機です。

前モデルの「ゲームボーイアドバンス」と比べて液晶の明るさや携帯性が大幅に向上し、
外出先でも快適にプレイできるようになりました。

内蔵バッテリーによる充電式で、単三電池が不要になった点も大きな特徴です。
上品な質感のボディカラーが多く、今でもコレクター人気が高いモデルとなっています。

しかし発売から20年以上が経過した今、
液晶の変色や暗さ縦線の発生など、経年劣化によるトラブルも多く見られます。

いわゆる【ビネガーシンドローム】や【尿素化】などと呼ばれる現象で、
液晶内部の層が化学変化を起こし、画面が黄ばんだり、茶色っぽく変色したりする症状です。
今回はそのような液晶変色を起こしたGBA SPを修理しました。

ゲームボーイアドバンスSPの画面を交換!

「ビネガー現象を直してほしい」とお見積りをいただくことがあります。
ビネガー現象、つまり「ビネガーシンドローム」とは、本来フィルムや偏光板に使われている素材(セルロースアセテートなど)が加水分解や脱酢反応を起こし、酢酸臭を放ちながら劣化していく現象のことを指します。

映画フィルムの世界では有名な劣化現象ですが、液晶の偏光板でも同じような変質が起こることがあり、画面の黄ばみや白っぽいムラとして現れます。
つまり「画面の変色=偏光板の化学的な劣化による見た目の変化」というわけです。

最初に「ビネガー現象を直してほしい」と言われたときは、
「お酢の匂いを消せば良いのか!?」と考えてしまいました。

……まぁそんなことはさておき、
今回はこの液晶の変色(ビネガー現象)を液晶交換によってリフレッシュしていきます。

バックライト無しの機種もバックライトありにできますよ(^^♪
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ゲームボーイアドバンスをIPS液晶に交換|バックライト化で超見やすく進化! ゲームボーイアドバンス(GBA)は、いまでも根強い人気を誇る名機ですが、純正の液晶は暗く、角度によって見づらいという弱点……

ゲームボーイアドバンスSPの修理もお任せください!

液晶の変色やヒンジの割れ、電源が入らないといった症状も、
部品交換や内部点検で改善できるケースが多くあります。

「もう古いから直らないだろう」と思われがちですが、
実際はまだまだ修理可能な個体がたくさんあります。

GBA SPは、手にした瞬間にあの頃の記憶がよみがえる特別なゲーム機。
思い出ごと捨ててしまうのは、少しもったいないですよね。

一度、お見積りだけでも構いません。
おおまかな費用や修理の可否を事前にお伝えします。
ご希望の方は、下のフォームからお気軽にご相談ください。

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