ソフトを入れると「規格ではありません」と赤い画面が表示されてしまう故障を修理

PS2ソフトを入れると、宇宙のような背景に赤い画面が表示され
「プレイステーションまたはプレイステーション２　規格のディスクではありません」と出て
ソフトが起動できない故障を修理いたしました。

もちろんですが、読み込ませたソフトは日本国内バージョンのプレイステーション２ソフト。
海賊版や違法ディスク、PS3ソフトではありません。

なのに、なぜこのような表示が出てしまうのか・・・・

プレイステーション2またはプレイステーションのソフトなのに【規格のディスクではない】と表示が出てしまう理由

主な原因は二つ
・ピックアップレーザーレンズの故障
・メイン基板の故障により、レンズの出力に不具合がある。
になります。

例外もあります。
レンズのケーブル断線や、ディスク（ソフト）側に傷や汚れがあったり
劣化している事が原因のケースも。

PS2の70000番や75000などの場合に限りますが、
ACアダプタの故障によることもあります。

修理開始！

まずは分解前の初期点検。
本体側に問題があるのか、ソフト側なのかを調べます。
分かっていましたが、本体側の不具合でしたので分解します。

動作点検中の動画

動画のように回転すればOKです。
回転中に止まってしまう場合は、レンズの初期不良。
ガガガとギアが空回りする場合は、ケーブルの断線や取り付け不良です。

↓この動画のように、蓋を閉じてから数秒でディスクが表示されれば正常です。
　Amazonでレンズを購入された場合、中古品を送ってくることがあるので要注意！
　汚れていたり、読み込みに時間がかかる場合は中古品かもしれません。

各ディスクの読み込み確認

修理後、各ディスクが読み込めるかを点検します。
CD規格（盤面がブルー）のソフトは読み込めるのに
DVD規格（ゴールド）のソフトは読み込めない！など結構あります。
※逆パターンも。
また、読み込めてもオープニングムービー中に止まる・カクつく場合もあります。

以上です。
同症状でお困りの方は、一度ご相談ください＾＾