【PS3】 起動時にピピピと電源が落ちる故障でお困りの方へ。 【YLOD修理】 – ゲーム修理ドットコム

PS3のYLOD修理業者をお探しの方はお見積りを!

当店では、YLODの原因を特定
その原因を根本から修理します。
・大切に使用しており、これからも長く使いたい。
・何度も修理に出すのは嫌だ。
・雑な修理・一時的な修理を行われるのは嫌だ。
という方は、一度ご相談ください(^^♪

他店で修理不可と判断された。自分で修理したが改善しなかった。
などの場合でも受付可能です。

他人を蹴り落して自分を上げる手法は嫌いですが、
知識が少ない修理業者で修復不能なほど破壊させて修理できませんでした。と返却するケースが多発しております。
大手修理業者様も例外ではありません。
実際に○○店で修理できないと判断されたとお預かりしたPS3で
適当に。雑に分解・作業されている事が多々あります。
当店に依頼しろ。と言っている訳ではございません。
そのお店の修理実績や修理紹介記事をよく読み、依頼する業者をご検討ください。

料金はこちらから!
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電源ランプが赤く点滅し、起動できない症状 YLODとは?

起動時に、電源ランプが緑色から赤色に変わり、
ピピピ!と音が鳴り強制終了してしまう症状をYLODと呼ばれています。

起動時ではなくても、
XMBに移行時に。ゲーム中に。特定のゲーム中に。
など様々な場面で発生するケースもあります。

それらをまとめて【YLOD】と呼んでいます。
当店では赤点滅故障と書いたりしていますが。

YLODが発生したPS3の様子

以下の動画のように、起動から数秒で赤点滅が発生します。

YLODの原因&発生した時の対処方法

原因は様々ですが、主にメイン基板の故障です。
基板上の電子部品が故障することで、起動できなくなります。

また、YLODが発生したら
今まで積み上げてきた大切なゲームデータや、
PS3に保存されている写真、動画、音楽、フレンドとの会話
などのデータをコピー・取り出しができなくなります。

HDDまたはSSDを取り出して、他のPS3に入れ替えればデータは復元可能なのでは。

と、よくお客様からご相談いただくのですが、
これはできません。
故障したPS3のHDDを抜き、他の正常に起動しているPS3に取り付けても、
起動時にフォーマット、システムソフトウェアの再インストールが必要となるため、
故障したPS3のデータは復元できません

HDDまたはSSDをパソコンに繋いで・・・

こちらもよくご相談いただきます。
故障したPS3のHDDをパソコンに接続しデータをコピーする事は可能ですが、
このデータを新たなPS3で復元する事はできません。
意味の無いデータがパソコンにコピーされるだけです。

データを復元するにはどうしたらいいか。

以上のことから、
データを復元・コピーしたい場合はPS3を起動させるほかありません。

質問うさぎちゃん

質問うさぎちゃん

なるべく安く復活させたい・・!
自分でも修理できるかな。

生成AIで作られた回答ウサギ先輩

生成AIで作られた回答ウサギ先輩

はい。可能です。
YLODは有名な故障で、海外の方も含め
多数の方が修理を行っています。
しかし、YLODの主な原因を修理し長く使えるようにするには
ある程度の知識と、工具、技術が必要です。
大切なPS3を壊したくないのであれば、ゲーム修理ドットコムに修理をご依頼ください。

質問うさぎちゃん

質問うさぎちゃん

分かりました!
お金が勿体ないので、自分で修理します。
画像付きで説明してください!!

生成AIで作られた回答ウサギ先輩

生成AIで作られた回答ウサギ先輩

・・・チッ。

CECH-2000AのYLOD修理方法&分解手順

PS3の初期型のYLOD
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画像付きで丁寧に説明します。
自分で修理する!!という方は参考にしていただければと思います。

手順1 PS3の上側の外装を外す。

本体を裏返し、ゴム足とネジを隠すカバー、開封禁止のシールを剥がします。

上側外装の取り外し。

電源コード差し込み口部から、上側外装を持ち上げて開封します。

電源ボックスの取り外し。

開封したら、次に電源ボックス(ユニット)を外します。
YLODの原因は主にメイン基板の故障ですが、
電源ボックスの故障により発生するケースも稀にあります。

ディスクドライブ&起動スイッチを取り外す。

次にドライブを外します。

アンテナを外す。

外装の端から基板に繋がっているアンテナを外します。

起動スイッチ基板を外す。

起動スイッチ。電源スイッチと呼び方は様々なスイッチを外します。
このスイッチは、ドライブの下にケーブルがあります。
そのため、完全には取らずに移動させるだけにしてください。

ドライブを外して、起動ボタンのケーブルを外す。

ここにきて急に、起動ボタンと呼ぶことにします。

下側外装と基板を分離する。

基板プレートを固定しているネジを外します。

YLODの原因を調べ、修理を行う。~プロードライザの交換~

ここからが難しいのです。
最初にも書いた通り、YLODの原因は様々です。
基板により異なります。
一つ一つの原因を紹介していると私の手がけんしょう炎になってしまうので、 省略します。

基板を点検した結果、プロードライザの劣化によりYLODが発生していたので
こちらを修理します。

修理マスター【うさぎ先輩】

修理マスター【うさぎ先輩】

CECH-2000のプロードライザは表裏計4枚取り付けられています。
4枚とも交換する方がいらっしゃいますが、
プロードライザはノイズを吸収する役割もあるため、4枚とも撤去し、
タンタルコンデンサに置き換えるのはおすすめしません。

動作点検を行う。

失敗している。点検ミス。判断ミスの可能性があるため、
仮固定の状態で動作点検を行います。

動作点検時の映像

熱伝導グリスを交換&清掃して、組み立て&最終動作点検を行う

無事、修理に成功しました。
・・と油断は禁物。数時間で再発するケースがあるため、ここから数時間動作点検を行います。

さいごに。

肝心な、YLODの原因を探す工程については省いておりますが、
分解方法~簡単に修理方法を解説しました。
全てを公開してしまうと私の仕事が減ってしまうので、ご理解ください。

YLODは簡単に修理できると思われがちですが、
根本から根本的に修理するとなると難しい修理です。

特にCECHL00以降のPS3のYLODは難しいと思います。
しかし、A00やB00に比べ基板の性能が上がっているため、
一度原因を修理してしまえば再発する事も少ないのが実際のところです。

PS3の電源が入らない故障でお困りの方は是非修理をご検討くださいませ^^
最後までお読みいただきありがとうございました!

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