赤点滅修理をご依頼いただく際に、
「新しいPS3を買うか修理するか考えたいので、まずは点検していくらかかるか教えてほしい」
「清掃・熱伝導グリス塗り替えは無しで。」
「修理を行う前に正確な料金を提示してほしい」
・・・と問い合わせがあります。
申し訳ございません。
それは不可となります。
清掃・熱伝導グリス塗り替えは省くことも可能です。
清掃・熱伝導グリス塗り替えは赤点滅修理とセットで行っておりますが、
省くことも可能です。
データの取り出しが目的であったり、以前に自分で清掃と熱伝導グリス塗り替えを行ったといった場合は特に行わなくても問題ございません。
しかし、劣化している事も多いので
交換してから何時間もPS3を使用している場合は、交換をおすすめいたします。
熱伝導グリス塗り替えを行わなかった場合、熱暴走を起こすことがあります。
冷却ファンが高回転し、掃除機のような音になります。
修理後、自分で塗り替えるから・・・
この場合でも問題ございませんが、
当店規約に掲載しているように、修理後にお客様ご自身で分解された場合は
保証対象外となりますので、予めご了承ください。
なぜ点検後に見積もりすることができないのか。
起動できた時には修理が完了してしまっているため、
正確な料金を提示することができません。
そのため、料金に幅を設けてお見積りを行っております。
赤点滅故障の原因は様々です。
PS3を構成している部品の故障や、基板上に取り付けられている部品の故障や劣化(ハンダクラック等)により発生いたします。
目視ではどこが故障しているか分かりません。
そのため、テスター等を使用し故障部分を探すのですが
分からないことが多々あります。
コンデンサの劣化は特に分かりづらく、少しの劣化であっても赤点滅症状が発生するケースがあり、
その場合は劣化していると思われる部分を交換して起動できるか否かを都度点検して修理を行います。
米粒より小さな部品を交換したり、再利用できない部品を取り外し・取り付けを行うこともあり、
複数個所故障している事もあります。
厳密に言えば、修理前に見積もりを連絡することは可能です。
しかし、上記のことから、都度修理前に見積もりを提示していると
修理完了までに非常に時間が掛かってしまうのと、手間が掛かってしまうので
見積もり範囲内で作業を行い、超えてしまいそうならお客様に連絡。という方法で修理を行っています。
「○○円しか払えません。それ以下でお願いします。」
とご連絡いただくこともありますが、
そちらも対応不可となります。
ご予算に余裕をもってご依頼いただけますと幸いです。
↓こちらにも同じような内容を詳しく掲載しているのでよろしければご閲覧ください。
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