- 2024年12月26日
2009年に発売された、スライド式デザインが特徴の携帯ゲーム機「PSP go」。
メモリースティックではなく内蔵ストレージを採用し、
ダウンロード専用機として登場した、少し異色の存在です。
発売からすでに15年以上が経過し、今となってはレトロ機の部類。
ですが、コンパクトなボディや独特の質感から、
今でも根強い人気を持つ“隠れファン機種”でもあります。
そんなPSP goですが、ここ最近よく見かけるのが、
液晶画面が黄色っぽく変色してしまう「黄ばみ」症状。
特に白い画面を表示したときに、中央や端が茶色く見えるようになります。
今回は、この黄ばみ(焼け)を修理・リフレッシュして
鮮やかな映像を取り戻すまでの工程をご紹介します。
PSP goの黄ばみを修理!
黄ばみ修理。
正直に言うと、これは苦手なジャンルです。
まっ黄色になった液晶であれば、「よし、いくぞ!」と気合いが入るのですが、
薄っすらと黄ばみがある程度の本体でも、
「気になるので交換をお願いします」というご依頼をいただくことがあります。
ここで書く【薄っすら】は本当に薄っすらで、「黄ばみ…?どこだ…?」と思ってしまうほど
僅かな黄ばみです。
こういった“軽度の黄ばみ”に敏感なお客様というのは、
修理後に完全な真っ白な画面を期待している方が多いのでは。と私は感じています。
しかし、ここで問題なのが
新品とはいえ、使用する液晶は互換品であるということ。
つまり、「新品=真っ白」とは限りません。
特にPSP-3000や3DSLLなどでも同じ傾向があり、
新品のバックライトユニットや拡散シート自体に、
わずかに黄ばみがあるものが多いのが現状です。
できる限り“白い”個体を選んで取り付けていますが、
それでも若干の黄味がある場合がほとんどで、
「嫌じゃないかなぁ…」「クレームになるかな…」と、作業中に何度も不安になります。
やはりお金を払って修理を依頼していただく以上、
気持ちよく取引を終了したいという気持ちがあるため、
「あぁ、やっぱりこんなもんか」と妥協されたら嫌だなぁ…など。
でも、「黄ばみあるじゃん!!真っ白な奴にして!少しの黄ばみも許さない!!」と言われれば、
それはそれで対応できないので、難しいところです。




めったと依頼がないため、今回で3度目のPSPgoです。








再利用は困難です。

vitaと同じくパネルとセットなので、
液晶を交換すれば表面のパネルも綺麗になります。

動作点検を行う

新しいバッテリーへ交換して動作点検。

少し黄ばみがあります…。
PSPgoの修理業者をお探しの方はゲーム修理ドットコムまで
今回のような液晶の黄ばみ修理をはじめ、
電源が入らない・画面が映らない・ボタンが反応しないといった
PSP go特有のトラブルにも対応しています。
部品の流通が少ない機種ではありますが、
可能な限り修理できるよう対応を続けています。
お見積りは無料です。
症状が軽くても、まずはお気軽にご相談ください。
おおよその費用や納期をご案内いたします。
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