CECH-2000Aの YLOD修理
一番多い修理依頼はYLOD修理です。
月に100台以上修理しています。
当社ではデータを残したままの修理を得意としていますが、
故障している部品によってはデータが消えてしまう事もあります。
分解して、原因を探す。
電源を入れてから電源が落ちるまでの時間で、
ある程度の故障部分が分かります。
封印シールを剥がして分解します。
例外はありますが、
基本的にメイン基板の故障により、YLODは発生します。
基板にはたくさんの部品が取り付けられており、その中の一つでも故障すると
YLODとして起動できなくなります。
なので、
YLOD=ハンダクラック
YLOD=プロードライザの劣化
ではありません。
その原因を修理・交換することで、YLODは解消されますが
私の場合は予防修理として、その関連する部品も同時に交換しています。
ハンダクラックが原因だった場合はクラック修理のみですが(._.)
今回お預かりしたPS3のYLOD原因はプロードライザの劣化によるものでした。
プロードライザを交換して修理完了!
データは残っておりました。
たまーに・・ですが、
電源を入れたり切ったりを繰り返すことで、HDDまたはSSDが故障していることもあります。
その場合はデータは取り出し不可です( ;∀;)
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