当店について
ご閲覧ありがとうございます。
ゲーム修理ドットコムと申します。
当店はYLOD修理の専門業者ではありませんが、PS3の修理を得意としています。
ソフトの読み込み不良やインターネットに接続できない故障など、
可能な限り対応いたしますので、是非お見積りください!
このページ下部にお見積りフォームを設置しています。
その前に、
まずはYLODとはどのような故障なのか、原因などを紹介します。
YLODとは・・?
![](https://i0.wp.com/xn--sckyeodv22m9y1b.com/wp-content/uploads/2023/03/82f222360e7a81fa1988c28351be2382.png?resize=1024%2C796&ssl=1)
PS3でよくある故障の一つ。YLOD(赤点滅故障)
電源が落ちる際に、電源ランプが黄色に光ることから
【Yellow Light of Death】と呼ばれ、その略でYLODと呼ばれています。
黄色に光らず、赤色点滅してもYLODと呼ばれています。
【症状】
電源を入れるとピピピッと音がなり起動できない故障です。
ゲーム中にだけ電源が落ちたり、数十秒間は起動できたりと様々な症状があります。
YLODが発生するPS3の型番
型番 | 初期HDD容量 |
CECHA00 | 60GB |
CECHB00 | 20GB |
CECHH00 | 40GB |
CECHL00 | 80GB |
CECH-2000 | 120GB |
CECH-2000A/B以降のPS3は赤点滅せずに消灯する事が多いです。
YLOD症状の動画
電源ランプが緑→黄→赤点滅であったり、緑→赤点滅だったりと色々ありますが、
当店ではどのケースでもご対応可能です。
YLODの原因について
![](https://i0.wp.com/xn--sckyeodv22m9y1b.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230215_012224145.jpg?resize=1024%2C771&ssl=1)
原因は、基板のハンダクラック(ハンダ割れ)によるもの。
・・・と多くのサイト等で言われていますが、これは間違いです。
ハンダクラックが原因の事もございますが、
プロードライザ・コンデンサ等の部品故障でもYLOD症状が発生します。
また、電源ユニットの故障や、その他の部品故障、システム改造の失敗でも発生するため、
点検を行わない限り、原因は分かりません。
YLOD発生!→プロードライザをタンタルコンデンサに置き換える!
といったYLOD=プロードライザの劣化と決めつけて修理を行う方もいらっしゃいますが、
これも間違いです。原因は様々です。
YLODの原因 その2
修理をご依頼いただいたお客様から
「使い方が悪かったから故障したのでしょうか」とよく聞かれますが、
冷蔵庫、洗濯機、エアコンが普通に使っていても故障してしまうように、PS3も普通に使用していても故障します。
ホコリや熱に気をつけて、我が子のように磨いて大切に使用していても故障します。
とはいえ、ホコリの詰まりが原因で故障する事もあるので
設置場所には気をつけてください。
YLODの予防・対策について
![](https://i0.wp.com/xn--sckyeodv22m9y1b.com/wp-content/uploads/2023/03/ff5387aec27600dd7169ce0e726c844f.jpg?resize=1024%2C771&ssl=1)
修理後にお客様からよく聞かれる質問です。
ホコリが入りにくい場所に本体を設置する。
熱を逃がしやすい場所に本体を設置する。
以外は特にないかと思います。
PS3は他のゲーム機に比べて故障しやすいので、
対策していても故障する時はします。
余談ですが、
新品未開封品を購入したが、起動してみるとYLODになっていた。
とのことで修理をご依頼いただいた事がございます。
原因を調べるとコンデンサが故障していたので、
使用しない事が長持ちの秘訣。という訳ではないようです。
YLOD故障が発生したら・・・。
![](https://i0.wp.com/xn--sckyeodv22m9y1b.com/wp-content/uploads/2023/03/hdd-g0294b6f1e_1280.png?resize=1024%2C778&ssl=1)
厄介なことに、起動できないため
本体に保存していたデータは取り出せなくなってしまいます。
搭載されているHDDをPCや他のPS3に入れ替えればいいだけなのでは。と思いますが、
PS3の場合、HDDを入れ替えるとフォーマットが必要となるため、取り出しできません。
また、PCに接続してもデータの閲覧ができないようになっています。
そのため、データを取り出したい場合は本体が起動していなければなりません。
YLODの修理方法
ネットでは、
・本体裏から熱風を送り込んで修理する方法
・ヒートシンクと基板を固定しているプレートの間に硬貨を入れる
・基板を取り出してヒートガン・ガスコンロ・オーブンで炙る
等の修理方法が紹介されていますが、あまりおすすめできません。
その理由を記載します。
本体裏の通気口から熱風を送り込む方法
簡単で、本体を分解する必要が無いので知識が無くても安全に修理できますが、
外装が溶けたり、ファンのカバーが溶けたりするのでオススメしません。
外装が溶けるほど温めたとしても、基板はほとんど温められていないので
すぐに再発してしまいます。
データを取り出したら本体は捨てる!という場合は良いかと思いますが、今後も使うのであれば
止めておいた方が良いでしょう。
熱で修理する方法は、コンデンサの劣化を一時的に回復させているだけです。
つまり、劣化の度合いによりますがいずれは再発してしまいます。
ヒートシンクと基板を固定しているプレートの間に硬貨を入れる方法
この方法で修理できるのか!?と思いますが
この方法で修理された方から「一時的に復活しましたがその後再発しました。」と、修理のお見積りをいただいた事があったので、稀に修理できるケースがあるようです。
正確な理由は分かりませんが、作業後に電源を入れたり消したりすることで基板が温まり
コンデンサが一時的に回復し、起動できるようになったのではないかと思われます。
基板を炙って修理
一時的な復旧を目的とするのであれば、基板に熱を加えてコンデンサを回復させることで起動できます。
ハンダクラックが原因だった場合でも熱により起動できるようになります。
しかし、この修理方法も一時的な修理です。
また、完全に故障しているコンデンサを温めても回復しないため、
発売から年数が経った今では、修理できないケースが多々あるようです。
この方法で修理する場合は、
オーブンや、コンロは使用せずに、ヒートガンを使用してください。
髪の毛を乾かすドライヤーではダメです。
安いYLOD修理業者さんについて
ネットで検索すると、
スマホ等の修理を行っている業者さんであったり、PS3専門の修理業者さんであったり、
たくさんの業者さんがヒットします。
嫌味に感じられると嫌なのであまり詳細は書きませんが、
3000円代でYLOD修理を行われている業者さんは基本的に一時的な修理であるリフロー修理かと思います。
・・というのも、プロードライザと呼ばれる部品の劣化によりYLODが発生するケースがあるのですが
この部品を交換または他のコンデンサに置き換えた場合、利益がほとんど出ないからです。
当店も以前までは値段競争に負けたくなかったので3900円と内部清掃・熱伝導グリス塗り替え料2200円で修理を行っていましたが、交換する部品が多かった場合は利益がありませんでした。
また、他店より安く修理を請け負って
その後、連絡が取れなくなる詐欺もあるので、しっかりとサイトや説明を見て業者さんを選んでください。
PS3の初期型(分厚くて重いタイプ)はそれほど高くは売れませんが、スリムタイプのPS3は海外では高く売れるそうです。
当店のYLOD修理方法について
![](https://i0.wp.com/xn--sckyeodv22m9y1b.com/wp-content/uploads/2023/03/ea5dfa47e15acff0f3771539eb2959cc.jpg?resize=1024%2C771&ssl=1)
当店では、一時的な復旧であるヒートガンを使用したリフロー修理は行いません。
原因を特定して、その部分を交換し修理しています。
詳細の修理方法は記載していませんが、
よくある修理として、プロードライザをタンタルコンデンサに置き換えたりして修理しています。
正直に言って、当店のYLOD修理料金は安くありません。
YLOD以外でも基本的に他店さんより少し高いと思います。
YLOD修理は再発する可能性がありますが、長くお使いいただけるように修理しています。
※基板の状態や、使用環境によりますが・・。
言い訳になってしまうのですが、
安い部品を使って再修理となるのが嫌なので、なるべく高品質な部品を使用しているため
少し料金が高くなってしまいます。
![](https://i0.wp.com/xn--sckyeodv22m9y1b.com/wp-content/uploads/2023/03/6eef805d47d2f57471e6daa5f602a550.jpg?resize=1024%2C771&ssl=1)
左側のプロードライザが若干溶けていますが、こちらも交換予定だったので問題ありません。
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![](https://i0.wp.com/xn--sckyeodv22m9y1b.com/wp-content/uploads/2023/03/4f3374d4b56c55b4cafbf5b57e6b5a07.jpg?resize=1024%2C771&ssl=1)
![](https://i0.wp.com/xn--sckyeodv22m9y1b.com/wp-content/uploads/2023/03/4f3374d4b56c55b4cafbf5b57e6b5a07-1.jpg?resize=1024%2C771&ssl=1)
YLODの再発について
残念なことにYLODが再発してしまうケースがあります。
基板やその他部品の状態によりますが、発売から数年経過している機器のため
修理した部分とは違う場所が故障することがあるからです。
また、起動できない症状は改善したがゲームを数時間すると稀に電源が落ちるなどといった、
別の症状が出てしまうケースもあるため、それらも踏まえてご検討ください。
再発した場合でも可能な限り、ご対応いたします。
YLODの修理料金
![](https://i0.wp.com/xn--sckyeodv22m9y1b.com/wp-content/uploads/2023/03/savings-box-g5f5e85fe7_1280.png?resize=1024%2C853&ssl=1)
赤点滅(YLOD)修理 3900円~9900円以内
内部清掃・熱伝導グリス塗り替え 2200円
にて修理を行っています。
他店様より料金が高いですが、原因を特定し
その部分を修理するため、再発することが少ない修理内容になっています。
※PS3の状態、使用環境により異なります。
赤点滅(YLOD)修理料金に幅がある理由
・使用するコンデンサ等の部品数
・リボール修理を行った場合
・交換した部品
などにより、料金が変動いたします。
お見積り範囲内で作業いたしますが
万が一、超えてしまう場合は必ずご連絡して再度ご検討いただいております。
3900円〜と記載していますが、こちらは一時的な復旧修理の料金です。
※データの取り出しが目的であり、取り出し後は処分する場合など。
多くの場合は赤点滅修理料金は6000円~となります。
修理期間について
修理完了までの期間は、当サイトトップページに記載していますが
多くの場合、お預かり後から6営業日以内には修理が完了します。
故障の原因が特定できずにお時間をいただくこともございますが、
その際は必ずお伝えいたします。
修理お見積りフォーム
修理をご希望のお客様は、以下のフォームに必要事項を入力し送信してください!