- 2023年11月18日
当店について
ご閲覧ありがとうございます。
ゲーム修理ドットコムと申します。
当店はYLOD修理の専門業者ではありませんが、
簡易的な修理は行わずに
原因の特定しての修理を得意としています。
また、データを残すこと・長く使えることに重点を置いて修理を行っています。
ソフトの読み込み不良やインターネットに接続できない故障など、
PS3の様々な故障を修理可能です。
修理業者をお探しの方は一度お見積りください。
ピピピと電源が落ちる故障 YLODとは・・?
PS3でよくある故障の一つ。YLOD(赤点滅故障)
電源が落ちる際に、電源ランプが黄色に光ることから
【Yellow Light of Death】と呼ばれ、その略でYLODと呼ばれています。
黄色に光らず、赤色点滅してもYLODと呼ばれています。
【症状】
電源を入れるとピピピッと音がなり起動できない故障です。
ゲーム中にだけ電源が落ちたり、数十秒間は起動できたりと様々な症状があります。
YLODが発生するPS3の型番(シリーズ名)
型番 | 初期HDD容量 |
CECHA00 | 60GB |
CECHB00 | 20GB |
CECHH00 | 40GB |
CECHL00 | 80GB |
CECH-2000 | 120GB |
CECH-2000A/B以降のPS3は赤点滅せず、
電源ランプが消灯するため、YLODとは呼ばれていません。
CECH-2500またはCECH-3000で発生する故障です。
YLOD症状の映像
電源ランプが緑→黄→赤点滅であったり、
緑→赤点滅だったりと様々ですが
電源が落ちる。起動できない故障は修理可能です。
YLOD原因は一体・・。
原因は、基板のハンダクラック(ハンダ割れ)によるもの。
・・・と多くのサイト等で言われていますが、これは間違いです。
ハンダクラックが原因で電源が入らない。起動できない場合もございますが、
プロードライザ・コンデンサ等の基板に取り付けられた電子部品故障でもYLODが発生します。
また、電源ユニットの故障や、その他の部品故障、システム改造の失敗でも発生するため、
お預かりして、PS3の点検を行わない限り原因は分かりません。
YLOD発生!→プロードライザをタンタルコンデンサに置き換える!
といったYLOD=プロードライザの劣化と決めつけて修理を行う方もいらっしゃいますが、
これも間違いです。原因は様々です。
大手の修理業者様でさえ、YLOD=ハンダクラックと決めつけ、
コンデンサ故障なのにRSX・CELLをヒートガンで加熱する修理を行っているケースもあります。
これはかえって症状を悪化させる可能性があるので、
修理を依頼する際に、どのような修理方法なのか聞くのも良いかもしれません。
他店、お客様ご自身で修理できなかったPS3の修理をご依頼いただくことがございますが、
加熱されてなかったら修理できたのに・・!という事が多々あります。
YLODになった原因は自分のせい?
修理をご依頼いただいたお客様から
「使い方が悪かったから故障したのでしょうか」とよく聞かれますが、
冷蔵庫、洗濯機、エアコンが普通に使っていても故障してしまうように、
PS3も普通に使用していても故障します。
そのため、使い方に問題があったわけではありません。
自然故障です。
ホコリや熱に気をつけて、我が子のように磨いて大切に使用していても故障します。
とはいえ、
PS3内部にホコリが大量にある。
四方が囲まれた狭い空間にPS3を設置しており、冷却性能が悪い。
毎日、何十時間も連続でゲームをしている。
ずっと電源を入れっぱなし。
等の場合は、PS3が故障しやすくなります。
YLODの予防・対策。 故障しないようにするには。
修理後にお客様からよく聞かれる質問です。
・ホコリが入りにくい場所に本体を設置する。
・熱を逃がしやすい場所に本体を設置する。
・熱伝導グリス(CPUグリス)を定期的に塗り替える
以外は特にないかと思います。
PS3は他のゲーム機に比べて故障しやすいので、
対策していても故障する時はします。
余談ですが、
新品未開封品を購入したが、起動してみるとYLODになっていた。
とのことで修理をご依頼いただいた事がございます。
原因を調べるとコンデンサが故障していたので、
使用しない事が長持ちの秘訣。という訳ではないようです。
起動できない場合、PS3に保存したデータはどうなるの?
厄介なことに、YLODが発生し起動できなくなった場合、
本体に保存していたデータは取り出せなくなってしまいます。
搭載されているHDDをPCや他のPS3に入れ替えればいいだけなのでは。と思いますが、
PS3の場合、HDDを入れ替えるとフォーマットが必要となるため、データが消えます。
HDDを抜き取ってパソコンに繋いだ場合。
パソコンに接続するとデータはありますが、
データがあるだけ。
ゲームのセーブデータをパソコンに保存しても、
そのゲームデータをPS3にコピー・復元することはできません。
つまり、意味がないデータがパソコンに残るだけです。
そのため、
データを取り出したい。
コピーして違うPS3で復元したい。
ゲームを続きからプレイしたい。
という場合は、故障したPS3を修理するほかありません。
YLODの修理方法
ハンダクラック修理
プロードライザ交換
ネットでは、
・本体裏から熱風を送り込んで修理する方法
・ヒートシンクと基板を固定しているプレートの間に硬貨を入れる
・基板を取り出してヒートガン・ガスコンロ・オーブンで炙る
等の修理方法が紹介されていますが、あまりおすすめできません。
その理由を記載します。
本体裏の通気口から熱風を送り込む方法
簡単で、本体を分解する必要が無いので知識が無くても安全に修理できますが、
外装が溶けたり、ファンのカバーが溶けたりするのでオススメしません。
外装が溶けるほど温めたとしても、基板はほとんど温められていないので
すぐに再発してしまいます。
データを取り出したら本体は捨てる!という場合は良いかと思いますが、今後も使うのであれば
止めておいた方が良いでしょう。
熱で修理する方法は、コンデンサの劣化を一時的に回復させているだけです。
つまり、劣化の度合いによりますがいずれは再発してしまいます。
YLODの原因がコンデンサの劣化ではない場合は何の意味もありません
電源が入らない。起動できない原因が基板のコンデンサ劣化だった場合にのみ有効な修理方法です。
はんだクラックや部品のショート、コンデンサが完全に劣化・故障している場合は
温めても効果はありません。
ヒートシンクの間に硬貨を入れる方法
この方法で修理できるのか!?と思いますが、
主にYLODの原因がはんだクラックだった場合に有効(?)な修理方法です。
修理と呼べるのかは不明ですが、
ヒートシンクに硬貨を挟み、冷却ファンとRSX・CELLの密着度をあげて修理してみようという試みです。
つまり、硬貨を挟み押しつぶしの要領で、はんだの接触不良を直しているわけです。
文章力がないので上手く説明できません(笑)
この修理方法を最初に聞いた時、「そんなので直る!?」と思いましたが、
実際にこの方法で修理された方から「一時的に復活しましたがその後再発しました。」と、修理のお見積りをいただいた事があったので、短期間ですが起動するようです。
基板を炙って。または加熱して修理
コンロやオーブンで加熱するのは絶対ダメ。
ヒートガンを使用してください。
髪の毛を乾かすドライヤーでは効果はほとんどありません。
基板に熱を加えてコンデンサを一時的に回復させることで起動できます。
ハンダクラックが原因だった場合でも熱により起動できるようになりますが、
炙り過ぎてハンダを溶かしてしまい、
はんだクラック以前の問題になったり、部品を壊すことが多々あるので
今後も使いたいならやめてほしい修理方法です。
この修理方法も一時的な修理です。
また、完全に故障しているコンデンサを温めても回復しないため、
発売から年数が経った今では、修理できないことがあります。
修理できない→さらに過熱することで再生不能なほど壊してしまうことも。
安いYLOD修理業者さんについて
ネットで検索すると、
スマホ等の修理を行っている業者さんであったり、PS3専門の修理業者さんであったり、
たくさんの業者さんがヒットします。
嫌味に感じられると嫌なのであまり詳細は書きませんが、
3000円代で一律料金でYLOD修理を行われている業者さんは
一時的な修理であるヒートガンによるリフロー修理が主な修理方法かと思います。
・・というのも、YLOD故障には様々な原因があり、
プロードライザと呼ばれる部品の劣化によりYLODが発生するケースがあるのですが
この部品を交換または他のコンデンサに置き換えた場合、3000円代では利益がほとんど出ないからです。
安い部品を使ったとしても故障部分特定の時間、清掃時間を考えると
1000円ほどしか利益しか得ることができません。
こうなってくるとやらない方がマシレベル
安い業者は詐欺の可能性もあり。
安い料金で客を集めて、修理は行わずに
「修理できなかった。返却する場合は点検料を払え」と点検料で儲けている業者や、
送った瞬間に連絡が途絶えPS3を奪う業者もいるようです。
PS3の初期型(分厚くて重いタイプ)はそれほど高くは売れませんが、スリムタイプのPS3は海外では高く売れるそうです。
当店も以前までは値段競争に負けたくなかったので3900円と内部清掃・熱伝導グリス塗り替え料2200円で修理を行っていましたが、交換する部品が多かった場合は利益がありませんでした。
餅は餅屋というのでしょうか。
ゲーム機の修理専門店以外で修理を行ったお客様のゲーム機を分解してみると、ネジの位置が違ったり、違った修理方法をされている事があります。
私に修理を頼め。と言ってるわけではありませんが、
大切にしているのであれば、知識のある専門店に依頼するのが吉でしょう。
他人を落として自分をあげる書き方は好きではありませんが、
もう少し丁寧に修理してほしいなと思うことが多々あります。
当店のYLOD修理方法について
当店では、一時的な復旧であるヒートガンを使用したリフロー修理は行いません。
原因を特定して、その部分を交換し修理しています。
詳細の修理方法はあまり記載していませんが、
よくある修理として、プロードライザをタンタルコンデンサに置き換えたりして修理しています。
正直に言って、当店のYLOD修理料金は安くありません。
YLOD以外でも基本的に他店さんより少し高いと思います。
YLOD修理は再発する可能性がありますが、長くお使いいただけるように修理しています。
※基板の状態や、使用環境によりますが・・。
言い訳になってしまうのですが、
安い部品を使って再修理となるのが嫌なので、なるべく高品質な部品を使用しているため
少し料金が高くなってしまいます。
左側のプロードライザが若干溶けていますが、こちらも交換予定だったので問題ありません。
YLODが再発する確率について
残念なことにYLODが再発してしまうケースがあります。
基板やその他部品の状態によりますが、発売から数年経過している機器のため
修理した部分とは違う場所が故障することがあるからです。
また、起動できない症状は改善したがゲームを数時間すると稀に電源が落ちるなどといった、
別の症状が出てしまうケースもあるため、それらも踏まえてご検討ください。
再発した場合でも可能な限り、ご対応いたします。
YLOD修理の料金
赤点滅(YLOD)修理 3900円~9900円以内
2025年2月追記
現在は12,000円ほどです!
内部清掃・熱伝導グリス塗り替え 2200円
にて修理を行っています。
他店様より料金が高いですが、原因を特定し
その部分を修理するため、再発することが少ない修理内容になっています。
※PS3の状態、使用環境により異なります。
赤点滅(YLOD)修理料金に幅がある理由
・使用するコンデンサ等の部品数
・リボール修理を行った場合
・交換した部品
などにより、料金が変動いたします。
お見積り範囲内で作業いたしますが
万が一、超えてしまう場合は必ずご連絡して再度ご検討いただいております。
3900円〜と記載していますが、こちらは一時的な復旧修理の料金です。
※データの取り出しが目的であり、取り出し後は処分する場合など。
多くの場合は赤点滅修理料金は6000円~となります。
修理期間について
修理完了までの期間は、当サイトトップページに記載していますが
多くの場合、お預かり後から6営業日以内には修理が完了します。
故障の原因が特定できずにお時間をいただくこともございますが、
その際は必ずお伝えいたします。
修理お見積りフォーム
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