難しいと思ったら修理をご依頼ください
自分で修理を行い、さらに故障させてしまうケースが多々ございます。
難しい・壊してしまいそう・・。
と少しでも感じたら当店へ修理見積り/ご依頼ください。
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封印シールがある=非分解品とは限らない。

起動させようとするとピピピとビープ音がなり、電源が落ちてしまう症状
いわゆる、YLOD(赤点滅故障)のためお預かりしました。

お客様によると、
フリマサイトで購入。届いて二日後に起動できなくなった。
販売者に連絡しても無視された。
とのことでした。

封印シールもあるので、通常の赤点滅修理で大丈夫かな・・・と思っていたら
まさかのお品だったのでご紹介。

CECHA00 60GBのYLOD修理

まずは修理前の動画から。

このように自動でシャットダウンされてしまい起動できません。
さっそく分解します。

封印シールは剥がしていますが、分解前はしっかりとシールが貼られていました。
分解を進めます。
親の顔よりも見た光景。
光学ドライブを取り外してみると、修理跡が。
プロードライザをタンタルコンデンサに交換している様子。
見た感じ、初期型の基板に搭載されている純正品のコンデンサを使用している様子。
他の本体の基板から取り外したと考えられるので、販売者さんは
PS3を修理して販売している業者さんっぽい印象。

私も、たまに部品取り用に中古本体を購入するので、
封印シールが残っていても信用してはいけないなと思いました。
さらに分解します。
ここにミス発見。
緑線のアースがプレートの下を通っています。
※通常は上。
その他には特に気なった点は無し。
綺麗に清掃されていました。
熱伝導グリスもしっかり塗布されていました。
基板の様子。
GPU側のプロードライザをタンタルコンデンサに置き換えて、
さらにCPU側に追加で設置していました。
念には念を。劣化しているかもしれないので追加しておこうということでしょう。
とりあえず、YLODの原因が分からないので
これらを剥がします。
基板を削ってしまうと、再修理し辛くなるので
あまり好きではありません・・。
タンタルコンデンサを取り外している最中。
基板を削ってランド(はんだが乗るところ)を作るとボコボコになり、はんだが除去しにくくなります。
ある程度、はんだを除去して・・・・
クリーナーで清掃して、どこが故障しているかを点検しました!

結果!!
取り付けられていたタンタルコンデンサが故障→その他の電子部品が故障
の二点が原因でしたので、そちらの修理を行い無事起動!!

修理方法の詳細はいつものように記載しませんが、
このように他業者様が一度修理を行った機器でも、修理対応は可能です!

対応は可能。なだけで、修理できるか否かは分解して点検を行ってからの判断となります。

修理できない場合は、基板交換や修理のキャンセルのいずれかでご対応いたします。
点検料等は一切請求いたしません。

当店は
修理が成功した場合にのみ料金を請求!を徹底しています。

どうぞご安心して修理をご依頼くださいませ^^

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