システムソフトウェアアップデートに失敗→起動できなくなったCECH-3000Aの修理 – ゲーム修理ドットコム

PlayStation3のシステムソフトウェアのアップデート4.92に失敗した場合

システムソフトウェアアップデート中に、【アップデートに失敗しました。】と表示され、
手順通りに再起動を行っても失敗を繰り返し、XMB(PS3のホーム画面)にまで到達できなくなる故障があります。

これは主にPS3の基板が故障しています。
HDDを交換またはSSDに換装し、システムソフトウェアを再インストールした場合でも
途中で失敗するため、
データを取り出したい場合は、基板の修理を行う必要があります。

基板の修理はある程度の道具が必要です!
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Wi-Fi/Bluetoothモジュールの交換方法 【CECH-4300C&CECH-4000B】 CECH-4300CとCECH-4000B部品の互換性について。 CECH4300Cがアップデートエラーで起動で……

アップデートループから脱出せよ! CECH-3000AのWi-Fiモジュール交換

アップデートエラーが発生する原因は、基板の故障です。
基板に搭載されているWi-Fi・Bluetoothモジュール関連部品の故障により、
エラーが発生することがほとんどです。

基板が故障しているため、
セーフモードで起動して、初期化・システム再構築・HDD交換を行っても改善しません。

トルネでテレビ番組を録画しているPS3に多く発生し、
CECH-2500シリーズ以降に発売されたPS3でよく発生する故障です。

CECH-3000 本体の上カバーを外す。

基板が原因なので取り出して原因を探します。

電源ボックス・ディスクドライブを外す。

上カバーを外した後は、各部品を外します。

起動スイッチと各ケーブルを取る。

下側カバーと基板を分離する。

メイン基板の点検を行う。

基板を取り出して、故障している部分を探します。

原因発見!! レギュレータの故障でした・・・・?

点検の結果、レギュレータが故障している事が判明。
交換して、動作点検を行います。

CECH-3000A 動作点検時の写真
レギュレータを交換して、仮組みの状態で起動。

CECH-3000のWi-Fi・Bluetoothモジュールを交換する。

修理に失敗。なんてのは日常茶飯事です。
もう一度分解して、モジュールを交換します。

PS3のアップデートエラー修理ならゲーム修理ドットコムにお任せを!

Wi-Fi・Bluetoothモジュールの交換は、道具があれば簡単にできます。
簡単にとはいえ、慣れていないと難しいかもしれません。

修理が好きな方なら試してみるのも良いかもしれませんが、
データを何としてでも残したい!!という方はプロにお任せください。

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