難しいと思ったら修理をご依頼ください
自分で修理を行い、さらに故障させてしまうケースが多々ございます。
難しい・壊してしまいそう・・。
と少しでも感じたら当店へ修理見積り/ご依頼ください。
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HDMI端子破損による映像出力不良を修理 PS4修理

HDMI端子が破損し、映像が出力されない故障を修理いたしました。

自分で修理しようと考えている方は参考にしてください^^
初めて作業をする場合は失敗してしまう可能性大!です!

「自分ではできなさそう・・」と思ったら、ぜひ私にお任せください!

「でも部品注文しちゃったしなぁ・・」という方でも大丈夫!当店は部品のお持ち込み大歓迎です(^^♪

PS4 CUH-1100AのHDMI端子交換手順

ではさっそく。
何度も言いますが、慣れていないと失敗する可能性大なのと
ある程度の工具が必要です。

趣味で修理をするのであれば、買い揃えてもいいと思いますが
「この修理が終わったら二度と使わねぇ!!」という方は、業者に任した方が・・・。という修理です。

自身で修理して基板を壊してしまう方がたくさんいらっしゃいますので、慎重に作業してください!

今回修理を行うのは、PS4 CUH-1100Aです。
写真では青っぽく見えますが、白く光っています。
青色から白色に点灯しても、モニターに映像が出ない場合は
HDMI端子の故障か基板の故障です。
今回は明らかにHDMI端子が破損していました。
点検を行う手間が省けたので、ラッキーです。
さっそく基板を取り出すために分解します。
PS4を分解する際に、電源ユニットのケーブル端子を破損させてしまう方が多いので慎重にケーブルを抜いてください。
HDMI端子です。
左側の端子が外れています。 
HDMI端子の裏側。

HDMI端子の外し方

まず、端子裏側の足4本に低融点のはんだを乗せて、元のはんだが溶けやすいようにします。
元から付いているはんだと低融点はんだを混ぜる感じです。

赤丸部分にはんだを乗せる

次に、表側の細かい端子にも低融点はんだを適当に乗せて、周りが熱で溶けないように保護します。

広めに保護します。

耐熱テープで周りを保護した後は、ヒートガンを使用してHDMI端子を加熱します。
私の場合は、細いアタッチメントを使用して400℃で加熱します。
↓このような物です。※広告ブロックを導入されている方は見れないと思います。


事前に低融点はんだを使用しているので、1分かからずに端子を取り外すことができます。

はんだフラックスを使用する場合は、ペースト状のものを使用した方が外しやすくなります。

取り外し完了です。
取り外しに力は必要ありません。スッと取れるまで加熱し優しく取り外します。
力を入れるとランドが剥がれてしまいます。
残ったハンダを綺麗にします。
はんだ吸収線とはんだ吸い取り機で除去します。
除去した後は、ランドにはんだを乗せて
再度ヒートガンが加熱してHDMI端子を取り付けます。
取り付けた後は、リムーバーで清掃し作業完了です。
最終点検として、しっかり固定されているか、
端子を一本ずつピンセットで確認します。
少しでも動けば取り付けできていないので、再度加熱するか
半田こてを使用します。

HDMI端子取り付けのコツ

私の場合は、ランドにはんだを乗せた後
ヒートガンで加熱してHDMIの細かい端子を接着し、
最後に裏面の4つの足を半田こてで固定します。

器用な方は、半田こて一本で取り付けされていますが
細かくて結構難しいのでヒートガンの使用をおすすめします(._.)

実体顕微鏡があれば便利です。
故障して映像が映らなくなってしまったので、私は眼鏡型のルーペでやっています・・。

動作点検

修理後はすべて組み立てずに動作点検を行います。

この瞬間が最高です。
なぜか初期設定画面でした。
端子破損前に初期化したのでしょうか・・。



以上です!
最後までお読みいただきありがとうございました!

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