業者さんより、
フリマサイトで初期型PS3を出品したところ、
「ディスクを挿入時、回転しながら挿入されるか、真っすぐ挿入されるかを教えてください。」
と質問があったけど、これを聞いて何が分かるの?
と、質問がありました。
チラッとフリマサイト(メルカリ)を覗いてみると、PS3の初期型(主にCECHA00)の出品物で
このような質問がチラホラ見られました。
電話での質問だったので、口頭で簡単に説明しましたが
「う~ん。よく分からんけど分かった」と言っていたので(笑)
分かりやすいように画像と文章で説明します。
うまく説明できるか分かりませんが( ;∀;)
ディスクが回転しながら吸い込まれるかを聞く理由
これは、PS3のCECHA00・B00が
ソニーで修理された経歴があるか無いかを確認していると思われます。
ソニーで修理を行っていた場合
ディスクは回転しながら挿入・排出されます。
ソニーで修理を行っていない場合
ディスクは回転せずに挿入・排出されます。
なぜ、修理歴があるとディスク吸込みに違いがあるのか。
PS3でよく発生する故障
いわゆるYLOD。
この故障をソニーで修理を行った場合、YLOD対策基板と交換されます。
その際に光学ドライブも同時交換されます。
※時期や故障内容により違いがあるようで、詳細は分かりません。
光学ドライブはH00やL00で標準搭載されている物と交換されるため、
吸込み方や排出方に違いがでます。
対策基板も数種類あり、
YLOD以外の故障で修理を依頼した場合にも、基板も交換されるケースがあったようです。
基板は交換してもドライブはそのままというケースもあるので、
回転せずに挿入されたから修理歴無し!と判断するのはNGです。
どちらが良いのか
メルカリでコメントした方は、
恐らくYLOD対策基板に交換されたPS3が欲しかったのだと思います。
対策基板と言っていますが、
この基板も今ではYLODが多発しています。
ですが、故障しにくいのは確かです。
ディスクの読み込みスピードも速いので、今後もガンガン使うぜ!という方には良いと思います。
とはいえ、出品している側からすると
回転しますかと聞かれて、いちいち確認するのも面倒だと思うので
対策基板だったらラッキー!くらいの方が、お互い気持ちが良いかと(;’∀’)
以上!
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