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PS3 CECH2000A 分解方法 赤点滅(YLOD)修理 

お世話になっております。

ゲーム修理ドットコムです。おかげ様で毎日修理のご依頼があり嬉しい限りです!

ありがとうございます!

・・とまぁ本日はちょっと時間が余ったので薄型PS3の分解方法をご紹介。

今回は2000Aですが、この形のPS3なら大体分解手順は同じです。

3000シリーズはBDドライブケーブルを差し込むときがちょっと難しいだけですね。

その他は大体同じです。

では早速。

本体画像。故障内容は電源が入らない。

数十秒は青いランプが点灯するけど、その後赤点滅。

分解していきます。まず裏返しにします。

封印シールも剥がしてくださいね。

HDDの止めネジも。封印シールの横です。

ゴムキャップとプラスチックのカバーを外すとネジが見えます。

左下のゴムキャップは偽物なので外さないように。

特殊ネジ3つも忘れずに。ドリルの先でも代用できますが潰れちゃいます。

3000シリーズは右側にも特殊ネジ一つあります。2000は3つだけ

ネジを外すと、上蓋が外れます。

依頼主様は中古で買ったようで修理品かと心配されておりましたが、

分解された形跡は無いようです。

まず電源ユニットを外します。

左右にコードがあるので抜いてください。

この部分ですね。

これらを外すと電源ユニットが外れます。

ちょっと固いので、左右に揺らしながらゆっくりと外しましょう。

黒と白のコード、電源ユニットから基板までのコードを外しましょう。

 次にBDドライブのネジとケーブル、コードを外す。

ケーブルは黒い留め具を上に上げればフリーになる。

スイッチのケーブルも。これは抜くだけ。

全部外れたら、基板と下カバーを止めているネジを外す。

ファンのコードも外すのを忘れずに。

HDDが入っている部分の上にもネジがあります。

全部外したのをもう一度確認して。

 

スイッチがあった場所から指を入れて持ち上げると外れます。

ちょっと上げて、スイッチがあった場所に向かって引く感じ。

赤〇部分にネジ

鉄カバーを外す。そして基板を外す。

基板を外すとき、古いグリスが固着している可能性が大なので慎重に分離させること。

無理矢理やっちゃうと、CPU周りが剥がれちゃうことに・・。

静電気に気をつけながら外して、CPUグリスを除去しましょう。

因みに、クリーナーなどを使うより乾いたタオルで除去するほうが綺麗に取れます。

カチコチになったCPUグリスのみ有効ですが・・。

この後、事務所に持ち帰り修理・・・・。

数日後↓↓

修理が完成してシルバーグリスを塗った後です。

どう修理するかは秘密ですが、薄型の赤点滅の場合は

修理不可能な場合が多く修理をお断りしている業者が多いようですね。

当店でも4台に1台くらい修理できない故障があります。

1度でもヒートガン・ガスコンロで修理されていると修理できないことが多いです。

赤点滅(YLOD)の原因は半田クラックだけでは無いので、闇雲に熱で修理は良くないです。

ファン側のCPUグリスもふき取ります。

下カバーも拭き掃除&エアーブロー

この瞬間が一番気持ちぃぃ!笑

下カバーと基板部分を組みなおします。

電源ケーブル差し込み口や、HDMI差し込み口がある部分を先に入れると簡単に入ります。

他の修理もしていたので写真を撮るのを忘れましたが、分解したときと同じように組みなおしていきます。

スイッチはしっかりはめ込んでおいてください。ズレていると上蓋を付けた際にスイッチ部分が浮きます。

この状態までくれば電源を入れてもOK

このまま数時間放置します。

大丈夫そうだったので上蓋をつけます。

スイッチ横に爪があるので、それを合わしバタっと閉めましょう。

閉めたら、裏返してネジを取り付けて・・・・・

完成です。このまま外装を磨きました。

薄型シリーズは、艶出しシリコンで拭きます。ツヤが出て綺麗になりますよ!

以上2000シリーズの分解方法と組みなおし方法でした!

コメント

  1. 匿名 より:

    スゴイ

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