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自分で修理を行い、さらに故障させてしまうケースが多々ございます。
難しい・壊してしまいそう・・。
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清掃してグリスを塗り替えても爆音のまま。PS3初期型の爆音問題を修理

PS3 CECHA00 熱くないのにファンが高回転してうるさい!!という症状を修理

冷却ファンが高回転する原因

CECHA00。PS3初期型ですが、
元々、ファンの音が大きく、うるさいと感じるゲーム機です。

ですが、起動してから数分ほどで
ひと昔前の掃除機並みに音がする場合は、

・ホコリが詰まっている
・熱伝導グリス(CPUグリス)の劣化
・基板上の熱伝導シート(放熱シート)の劣化
・基板の不具合
・基板が故障しかけている

※YLODになる一歩手前の状態だとファンが高回転しやすい傾向にあります。

・・・などが原因です。
ホコリ詰まりや熱伝導グリス・シートの劣化により、うまく冷やせていない場合は
清掃・グリス塗り替え・シート交換で改善しますが

基板の不具合により、
熱くないのにファンが高回転している場合は清掃やグリス塗り替えを行っても症状は改善しません。

※室内の温度が高い場合や、負荷の大きいソフトを起動している場合は
どうしても音が大きくなるので、仕方のないものとして使用してください。

冷却ファンのベアリングを交換について。

多くのサイトや動画で、音がうるさい際の対策として
ファンのベアリング交換が紹介されていますが、
基板の不具合により、熱くないのに高回転する場合には全く意味がありません。
高性能なベアリングに交換しても、高回転すると音は大きくなります。
また、ベアリング交換を依頼されることが多々ありますが、
年式や製造国、ソニーでの修理歴があり・なしにより搭載されているファンが異なります。
搭載されているファンにより、ベアリングの大きさが違うのでご注意ください。

CECHA00のメイン基板修理

自分でホコリ除去、グリス塗り替えを行ったが、PS2ソフトを起動させると
ファンが高回転し「本体の温度が上昇したため・・・」と表示され
シャットダウンしてしまう。ということで修理をご依頼いただきました。

PS3初期型 CECHA00(60GB)
起動させると10分程度でファンが高回転。
さらにゲームソフトを起動させるとファンが最大で回転します。
まさに掃除機のよう。
分解して基板を点検します。
分解した後にファンの音が大きくなった場合、
基板を保護している金属プレートの曲がりや、
ヒートシンクの取り付け不良、熱伝導シートがしっかりと取り付けられていない等が原因の場合も。
ファンの回転音の他に異音がする場合は
ファンのベアリングが故障している可能性も。
異音だけであれば、静穏タイプのベアリングに交換することで静かになります。
グリスはしっかりと塗られており、しっかり密着していたので
基板の不具合と判断。
原因を調べます。
CECHA00の基板です。
基板上に数点設置されている温度センサーを交換しました。

修理後の点検・・・

温度センサを3点交換して点検。
新品のように静かになったかと言われればそうでもありませんが、音はマシになり、
温度上昇によるシャットダウンはなくなりました。
新品PS3 の記憶はほとんどないので、感覚的に・・・です。
新品でもうるさかった記憶。

多くのPS3を修理してきましたが、熱暴走の修理は難しい・・。
センサーを全て交換しても改善しない事があるので、まだまだ研究する必要があります。( ;∀;)

以上!
改善しない場合もありますが、PS3の熱暴走でお困りの方は一度ご相談くださいませ( ;∀;)

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